Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
宇田川 誠; Li, Y.; 西田 明美; 中村 いずみ*
International Journal of Pressure Vessels and Piping, 167, p.2 - 10, 2018/11
被引用回数:6 パーセンタイル:45.49(Engineering, Multidisciplinary)地震荷重に対する原子炉圧力バウンダリ配管系の構造健全性の確保は重要である。本研究では、動的地震荷重条件下における配管系の耐力を明らかにすることを目的として、防災科学技術研究所で実施された三次元配管系動的加振試験を対象に、動的弾塑性有限要素解析を実施した。その結果、配管系の固有振動数、固有モード、応答加速度、エルボ開閉変位、歪履歴、破損箇所及び低サイクル疲労寿命について、解析結果は実測値と概ね一致し、本論文で示された解析手法は動的地震荷重条件下の配管系の破損挙動の評価に適用できることを確認した。
崔 炳賢; 西田 明美; 糸井 達哉*; 高田 毅士*
Geosciences (Internet), 8(1), p.1_1 - 1_22, 2018/01
東北地方太平洋沖地震の後、非常に広い領域において余震が多発した。ことのよう余震により二次災害や救助活動・復旧作業の遅れが発生した。しかし、本震が発生する前に余震ハザードを評価することは不確実さが大きいため容易ではない。一方、巨大地震が発生すると、大きな不確実さのもとで意思決定をしないといけないので、その不確実さを定量化することは重要である。われわれは将来の巨大地震に対する復旧活動計画のための確率論的余震ハザード解析法について発表した。本稿では、提案された確率論的余震ハザード解析の活用法について検討し、工学的応用例を示す。まず、復旧活動計画に活用するための余震ハザードマップを提案する。続いて、避難ビルや原子力施設等の耐津波設計における余震と津波の同時考慮のための荷重耐力係数を導出する手法について提案する。
堤 英明*; 山田 博幸; 寺垣 俊男*; 蛯沢 勝三; 柴田 勝之
Seismic Engineering 2000 (PVP-Vol.402-1), p.141 - 146, 2000/00
原研では、1991年より安全上重要な機器に免震技術を導入した場合の有効性評価手法及び評価コードを開発しており、それらの高度化を目的として機器免震システムの有効性確証試験を実施している。確証試験では、原子力機器を模擬した2次元及び3次元機器免震試験システムを設計・製作し、大洗研究所敷地内のテストベッド上に設置して、自然地震動における応答観測を行っている。また、静加力試験と自由振動試験を行い、各試験システムの復元力特性と振動特性を求めた。本論文は、上記2次元及び3次元機器免震試験システムの概要、特性試験結果ならびに1999年3月26日に茨城県日立市で発生した地震動(M5.1,最大加速度86Gal)の地震動に対する応答観測結果についてまとめたものである。
石原 正博; 伊与久 達夫; 二川 正敏
材料, 42(472), p.15 - 21, 1993/01
高温工学試験研究炉(HTTR)の炉心は、サポートポスト等の黒鉛構造物により支持されている。サポートポストは両端が球面形状となっている円柱状支持構造要素であり、その上・下に位置する球面座を有するシートと接触している。サポートポスト/シート構造に作用する主要な荷重は、炉心重量及び繰り返し作用する地震荷重である。また、地震時のサポートポストの上・下黒鉛構造物の水平方向相対変位は、サポートポストが傾斜することで吸収する。更に、黒鉛製のサポートポストは酸化事故時においても、構造健全性を確保する必要がある。このため、サポートポスト/シート構造の破壊荷重に対するサポートポストの傾斜角、体積効果、繰り返し荷重及び酸化の影響を、実スケール及び1/2スケールの要素試験に基づいて明らかにし、HTTRのサポートポスト/シート構造の構造健全性を確認した。
鈴木 威祐*; 山岸 義和; 時田 一雄*
IWGGCR-22, p.45 - 52, 1990/00
本報は、高温工学試験研究炉の耐震設計を行うために必要な地震荷重についての検討のうち、敷地周辺の地震活動性と敷地の波動伝播特性についての検討結果をまとめ、発表するものである。地震活動性についての検討では設計上考慮している基準地震振動が過去の地震の調査結果により十分な安全性を有していることを示し、波動伝播特性についての検討では敷地内で実施した地震観測結果と解析結果の整合性を示し、適切な地震荷重の予測が行われていることを示している。
深沢 剛司*; 平山 智之*; 横井 忍*; 廣田 昭彦*; 杣木 孝裕*; 湯川 正貴*; 宮川 高行*; 内田 昌人*; 山本 智彦; 宮崎 真之; et al.
no journal, ,
原子力発電施設の耐震性の向上を目的として、設計用基準地震動が見直されている。これによって、過去にも増して水平のみならず、上下方向の地震力の低減が機器の耐震性を確保するうえで重要となっている。著者らはこれまでに皿ばねユニットで構成される新たな3次元免震システムの開発を進めてきた。その設計成立性および耐性を検証するためには、本免震システムの荷重-変位関係の確認が必要となる。本論文では1/2縮尺試験体を対象に基準地震動およびこれを上回る荷重領域下で実施した静的試験で得られた結果を報告する。